姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書) mobiダウンロード

姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書)

秋山 晋吾 / 本

姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書) mobiダウンロード - 秋山 晋吾による姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書)は講談社 (2018/4/27)によって公開されました。 これには218ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、1人の読者から4.3の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書) の詳細

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タイトル : 姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書)
作者 : 秋山 晋吾
ISBN-104065116368
発売日2018/4/27
カテゴリー本
ファイルサイズ22.81 (現在のサーバー速度は20.64 Mbpsです
姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書) mobiダウンロード - 内容紹介 貴族夫人をめぐる愛憎劇から浮かび上がる、近世の村のかたち一七六五年の夏。ヨーロッパの東のはずれ、トランシルヴァニア侯国のコザールヴァール村で、ある裁判の証人尋問が行われた。原告は領主の一人・イシュトヴァーン。そして被告は彼の妻・ユディト。罪状は「姦通」であった。のべ一〇〇人を超える証人の口から赤裸々に語られるのは、ユディトと間男・アーダームの堂々たる逢瀬、これまでの赤裸々な男性遍歴と子どもたちの出生にまつわる疑念、魔女と媚薬、そして繰り返される暴力……。ユディトは果たして、ただの淫蕩な女だったのか――? 東欧史研究のトップランナーが証言記録を縦横に読み解き、ユディトらを取り巻く近世ヨーロッパの村の暮らしを復元し、事件の深層に迫る。新たな近世史料学入門、ここに誕生! 内容(「BOOK」データベースより) 一七六五年の夏。ヨーロッパの東のはずれ、トランシルヴァニア侯国のコザールヴァール村で、ある裁判の証人尋問が行われた。原告は領主の一人・イシュトヴァーン。そして被告は彼の妻・ユディト。罪状は「姦通」であった。のべ一〇〇人を超える証人の口から赤裸々に語られるのは、ユディトと間男・アダームの堂々たる逢瀬、これまでの赤裸々な男性遍歴と子どもたちの出生にまつわる疑念、魔女と媚薬、そして繰り返される暴力…。ユディトは果たしてただの淫蕩な女だったのか―?東欧史研究のトップランナーが証言記録を縦横に読み解き、ユディトらを取り巻く近世ヨーロッパの村の暮らしを復元し、事件の深層に迫る。新たな近世史科学入門。 著者について 秋山 晋吾東ヨーロッパ史研究者1971年生まれ。筑波大学国際関係学群卒業、千葉大学大学院社会文化科学研究科修了、博士(文学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。17~19世紀のハンガリー・ルーマニアを中心とする東ヨーロッパの社会史研究を専門とする。共著・編著に、『移動がつくる東中欧・バルカン史』(刀水書房、2017年)、『つながりと権力の世界史』(彩流社、2014年)、訳書・監訳書に、グリーン『海賊と商人の地中海』(NTT出版、2014年)、カーザー『ハプスブルク軍政国境の社会史』(学術出版会、2013年)、オーキー『ハプスブルク君主国 1765-1918』(NTT出版、2010年)、サーヴァイ『ハンガリー』(文庫クセジュ、1999年)などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 秋山/晋吾 東ヨーロッパ史研究者。1971年生まれ。筑波大学国際関係学群卒業。千葉大学大学院社会文化科学研究科修了、博士(文学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。17~19世紀のハンガリー・ルーマニアを中心とする東ヨーロッパの社会史研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
いわゆるアナール学派流の歴史研究である。対象は18世紀中頃のトランシルヴァニア地方で、当時はハンガリー領の小さな村での姦通事件の裁判記録から人々の生活を浮き彫りにする。裁かれた婦人は、貴族夫人とはいうが人口数百人の村に10人ほどいた在地領主の一人の妻であり(裁判時点で30代半ばくらい)、住居も塀で囲まれた自身の農奴や奉公人の家と同じ敷地に庭を挟んで向かい合って立てられており、その部屋数から言っても台所と寝室中心の小規模なもの、きらびやかな出で立ちを想像してはいけない。彼女には三人の小さな子がいて、その父親は皆違うし(夫の子は一人もいない)村人も皆それを知っている、何しろ想定上の父親の顔と瓜二つだから誤魔化しようがないし、本人も折に触れそれを認めてもいる。彼女の逢引には、奉公人の協力が不可欠で、裁判では皆それを言い立てている。どうして彼女が何回も不倫に至ったのかは、本人の証言が残っていないからわからないが、著者は2つの可能性をあげる、一つは夫の性的不能、もう一つは裁判記録に少しだけ現れている金銭問題も絡んでいる可能性をあげる。が、本書の興味の中心はそこにはなくあくまでも当時の村の生活を再現することにある。例えば、愛人の気をひくために”魔女”が調整した呪術的な効力を持つ水を夫人は愛用していたりするし、貴族婦人こそ掛け布団付きの寝台で寝ているが、農民や奉公人の男性は時として床に直接寝るので、それよりは婦人が逢い引きしている際に追い出されてしまう馬小屋の藁の中で眠る方がむしろ快適だったとかの細部である。村人たちも寝取られた夫にはあまり同情的ではなく、愛人(夫の従兄弟)の方が婦人の相手としてふさわしい、とみなしていたらしい、愛人の方が体も大きく見た目も良かったから、などというのも微苦笑を誘う。今から200年以上前のそれも現在のルーマニアの田舎の農村生活をいかに蘇らせるか、に興味を抱く”特殊な”読者に向けての本である。評者は面白く読んだが、ある程度読者を選ぶだろう。最後に感想として、昨今の実学重視、キーワードは”役に立つ”という風潮の大学業界でよく、このテーマで一橋に就職できたものだ、と下世話にも思ってしまった。著者経歴の現職の肩書きにも特任の文字はついていなかった。

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